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Vibrationmaster社日本総代理店


タッピングネジのユンカー振動試験

spcial sleeve タッピングスクリュー専用取り付け冶具
Ⓐ トップアダプター;
Ⓑ テストワッシャー;
Ⓔ テストタッピングスクリュー;
テストタッピングスクリューをスライディングプレートにセットするための冶具です。 スクリュー軸に直角方向の振動を与えます。 ⒷのテストワッシャーはISO規格の硬度、サイズ、平滑度と平行性を持っていなければなりません。

Ⓒ インサートスリーブ;
Ⓓ インサート;
Ⓓのインサートの材質はアルミ、銅、鉄、プラスティック、木材など、実際に使用される材質で製作し、下穴は実際のアプリケーションと同じ径に加工します。 このインサートを固定するための回転防止のロック機能が付いたスペシャルスリーブで固定プレートにセットします。
インサートの例
insert

実際の試験グラフ
テストファスナー: 六角フランジタッピングスクリュー 6x30、ユニクロメッキ、下穴径5.2mm、タップ厚み 6mm
インサート材質: アルミニウム、

初回下穴のみ
clamp forth curve1
目標軸力を13kNで締め付け、熱影響を取り除くため5分放置してから振動試験を開始しました。 振動数8Hz、試験振動回数は500回自動停止、振幅は0.6mm(横変位量±0.3mm)の条件で行った結果です。 終了時の残留軸力は70%あり許容できる結果でした。

同じインサートを使い、再組み立てを想定した2回目の締め付け
clamp forth curve2
目標軸力以外は全て同じ試験条件で試験をしました。 ネジ山の破壊を予測して目標軸力を12kNで締め付けました。 終了時の軸力は許容範囲ではありましたが、残留軸力は10%ほど落ち、緩みやすくなっています。

同じインサートで、再々組み立てを想定した3回目の締め付け
clamp forth curve3
目標軸力以外は全て1回目と2回目と同じ条件で試験をしました。 ネジ山のダメージからか、滑るような締め付けが感じられたため、目標軸力を9kNで止めました。 軸力が低いためかネジ山のダメージのためか緩みは早く出て、振動回数168回で完全に緩みました。

試験結果評価例
2種タッピングネジとアルミニウムの締結で、振動に対する自己緩み傾向の改良は、締め付け軸力を上げればさらに向上できると評価できます。 通常のボルトファスナーと比べ、タッピングスクリューの自己緩み傾向は1〜2回の組み立て締め付けには、通常のものと同等かより高いように思われます。 締め付けトルクとネジ山破損トルクを別の試験装置で最良の組み立て仕様を決定し、その軸力で試験評価できれば最良の製品品質管理ができます。