finish


塗装方法


★ 塗装の仕上げ方法

今までの説明を踏まえて、"塗りつぶし"仕上げからご説明します。

仕上がりを美しく、耐久性を持たせるためには、必ずプライマーという下塗り剤を塗ります。 

プライマーの大きな役割として
1. 仕上げペイントの塗装下地への吸い込みを抑えます。 これは、仕上げ塗料の塗りムラを抑え、仕上げ塗料の使用量も少なくします。

2. 塗装下地からの汚れの浮き上がりを防ぎます。 木などではヤニの浮き上がりや、木特有の糖分の浮き上がりによる汚れを防ぎます。

3. 塗装下地と仕上げ塗料のブリッジになり、仕上げ塗料の密着性を上げて後々仕上げ塗料が剥がれてくるのを防ぎます。

4. 仕上げ塗料がパステルなど淡い色の場合には、塗装下地が透けて見えることがありますが、プライマーで塗装下地を隠して仕上がりをよりきれいにします。

プライマーで下地の調整が完了してから、仕上げ塗料を少なくとも2回塗装するのが原則です。


セーフコートには、下地の種類によって

● ニューウォールボード HPV
コンクリート、モルタル、ボード類などアルカリ性の素材用として。

● トランジショナルプライマー
木材、リフォームなどで素材に何かの塗装がされている面、塩ビ壁紙などあらゆる面に起こりがちな問題を解決する、万能プライマー。

● メタルコートプライマー
金属には、無条件でこのプライマーを使用します。


仕上げエナメル塗料は光沢度の違いで三種類あります。

● フラット ゼロVOCエナメル
光沢の無い落ち着いた感じのフラット、英語のFlatには平らという意味だけでなく"つや消しの"という意味もあります。 

● エッグシェル ゼロVOCエナメル
シルキーな光沢のエッグシェル、文字通り卵の殻という意味です。 ただし、生まれたばかりの卵でなく、一週間ほどしたデコボコが取れた卵の殻の肌に近い光沢です。 

● セミグロスゼロVOCエナメル
光沢度の高い仕上がりになるのがセミグロスですが、エナメル塗料の場合にはラッカーニスのような光沢度にはなりません。 セミには半分と言う意味がありますが、ラッカーニスの半分という意味合いが強いのです。 エナメル塗料の中では一番光沢のあるエナメル塗料です。  

目的別に性能を特化したエナメル塗料として

● キャビネットトリムエナメル
光沢はセミグロスと同等ですが、キャビネットのように人が手で触る機会が多い製品に、手垢がつきにくく爪があたっても引っ掻きキズが入りにくくするために硬度を上げたエナメル塗料です。   

さらに、外装用のエナメル塗料として

● デッキコート
コンクリートデッキのような床面にも使える高耐磨耗性のツヤの高い塗料です。 

● エクステリアサテン
外壁には紫外線に強く、耐候性が特に高い塗料です。

● ルーフガード
屋根専用に弾性塗料として、紫外線や温度変化に強い塗料です。

基本的に、仕上げ塗料のエナメル製品は純白ですが、セーフコートにはゼロVOCの安全性が保証された顔料で色を付けること(調色)ができます。 

ここで、また新しい言葉の顔料という物が出てきましたが、調色するには染料と顔料の二種類があります。 染料は化学染料といわれるように毒性の高い物が多々あります。 顔料は鉱物性顔料や植物性顔料といわれるように天然由来の物のことを言い安全性の高いものです。 このように染料と顔料と明確に分けています。 セーフコートは安全な鉱物性顔料を使用しています。 

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クリア仕上げについて



塗装素材の吸水性(多孔質性)により、少し塗装方法が異なります。 

木材などのような吸水性のある物には下塗り剤を使用した方が、仕上げ塗料の密着性や使用量の面で良い結果が出ます。 ビニールや金属など吸水性のない物には下塗り剤は必要ありません。

何故わざと下塗り剤と言ったかの理由は、この下塗り剤はプライマーと同じ役目をするのですが、クリア仕上げの場合はプライマーとは言わずシーラーと言うからです。 

そして最大の違いは、プライマーには塗装素材の表面の風合いを隠すために真っ白い色が付けられていますが、シーラーは透明な点です。 木材が素材の場合には、少し仕上げ方法に多面性が出てきます。 何故ならば、木材が、床、壁、天井、家具などと、あるいは色々な場所や目的で使用されているからです。 しかし、下塗りは一つしかありません。

● ロックイン・サンディングシーラー
*木材の吸水性を効果的に下げ、仕上げ塗料の使用量を抑え
*仕上げクリア塗料と木材の密着性を上げ
*木材からのヤニや糖分の浮き上がりを抑えて、長期間仕上げクリア塗料が変色したり汚れたりしない

これらの機能がある重要な塗料です。

なぜ、サンディングとなっているか不思議に思ってください。 木材の表面は木材繊維で構成されています。 この繊維が、のこぎりで切断され、カンナやサンダーで仕上げられ、その繊維の先はささくれ立って寝ている状態です。 この状態で液体が塗られれば、ささくれ立って寝ていた繊維が立ってしまいます。 これが毛羽立つという現象で、シーラーを塗った後にサンディング(研磨機で削ること)でこれを取ってやらないと、手触りのとっても悪い仕上がりになってしまいます。 だから、木材の場合には絶対に必要な工程です。

仕上げ塗料の種類として、目的別に説明します。

● デュロステイン(各色)
木材は自然の産物ですから、広い面積に使用する場合には風合いのばらつきが大きすぎる場合があります。 こんな時に着色して風合いを揃える役目が一番の目的でしたが、家具などで意匠性を凝らすために使用するなど多様な目的で使用されるようになりました。 浸透性の高い塗料ですが、塗装回数で濃く着色したり、光沢度をあげることができる半浸透性で半造膜タイプの着色剤です。

ここで、又新しい言葉が出てきましたが、浸透性とは文字通り、木材など塗装素地に吸収されて表面にほとんど塗料のフィルム(塗膜)を作らないこと、半浸透性半造膜は、塗料が素材に浸透しますが半分以上は素材の表面に残り薄いフィルムを作る塗料のことです。 これに対し、造膜タイプは塗料のほとんどが表面に残りフィルムを形成することを目的にした塗料です。

● アクリラック
従来のニスの超安全な物と考えることができ、木材全般のクリア仕上げに使用できます。 塩ビの壁紙、ビニール製品、金属などにも安心して使える多目的なクリア仕上げ材です。 この製品にはクリアという高いツヤとサテンというシルキーな抑えたツヤの製品が揃っています。

● アクリグレーゼ
美術品や工芸品の表面保護に開発されたものです。 アクリラックほどツヤが出ず塗装しやすいコート材です。 この製品は、セーフコートの総ての製品の薄め液としても使える基本的な製品です。

● アクリグレーゼマット
アクリグレーゼより更にツヤが出ないようにした製品です。 マットはツヤなしという意味で、フラットより更にツヤがないことを意味します。 ツヤが出ないということは、塗装素材の表面の風合いを全く変化させないということですが、ツヤ消し顔料の含有量が高いので、濃い色の素材には向きません。 床柱のような白木に塗装皮膜の感じを与えずに、汚染防止を目的とした塗装もできます。

● ポリウレシール BP(XP)
水性ウレタン樹脂塗料です。 ウレタンはフローリングやテーブルトップなど耐摩耗性が要求される部分に最適な樹脂です。 ポリウレシールのウレタン樹脂はシアン化結合を有しない最新タイプですので、燃やしも有害なシアンガスを発生しない地球にも人にも安全なポリウレタン塗料です。

● ロハスコート
外装用木材専用の着色材です。 浸透性を高め、日本で調色している日本専用の物です。 耐候性は富山林業試験所や与那国島で行われた1年間の実暴露試験で実証されています。 木材に特に愛着を持っている日本人好みの18色あります。

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セーフコートには、目的に合わせた専用のシール材があり ます。

 

これらのシール材には、プライマーも下塗りシーラー剤も要りません。 直接これらの製品を塗るだけですから、商品名がシールとなっているのです。

● セーフシール
ベニヤなどの合板から放散される有害ガスの低減を最大の目的として開発されたシール材です。 吸収性のある素材にしか使用できません。 臭いも塗装することで大幅に低減できます。 仕上がりはシルキーなツヤになります。

● ハードシール
セーフシールと同じ目的ですが、セーフシールに比べツヤがあるタイプです。 人目につく場所や、意匠性が必要な場所に使用します。

● ウォーターシールド
木材や合板など吸水性のある素材に撥水性を持たせたい用途に使用します。 浸透性が高く、塗装素材表面に非常に薄い撥水膜を創ります。 シリコンを含まないから黒ずみが出ません。

● グラウトシール
グラウトは目地の意味です。 風呂場などのモルタル目地専用の撥水材です。 撥水樹脂を含まないタイプですから、陶器タイルのような光沢のないものにも使用できます。

● メグゼシール
キッチンの水周りの木材などに、半造膜タイプの防水シール材です。 ウレタンが配合されていますから耐磨耗性もあり、水をこぼすことが多いキッチンのフローリングや、結露した水が溜まりやすい木製窓枠などに最適です。

● ベーパーバリアクリア
壁紙を貼る前のボードに塗装するだけで、壁内に湿気を通さない防湿コート材です。 湿気が高くなる部屋側でボードなど多孔質建材を湿気から遠ざけることによりカビの繁茂を防ぎます。 

● ペネトレーティングウォーターストップ
コンクリートに含まれるミネラル成分と反応して防水層を形成し、コンクリートの防水性を高めます。 基礎コンクリートなど防水性を望みたい所に長期間効果を発揮します。

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以上、セーフコートの全製品には、塗るだけで下地からの有害ガスの放散を低減する封止効果があります。 適切なメンテナンスをして頂ければ半永久的にその効果を持続します。 

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